腰の緊張状態をほぐす

腰の痛みの原因は筋肉が緊張することによって起こるということは、先にお話しました。
では、その緊張状態をなくすにはどうすればいい?ということになりますね。

 

それは、緊張した筋肉を柔らかくするということに尽きます。
筋肉を柔らかくするには、乳酸を排出させればいいのです。
乳酸や老廃物は、筋肉内の血流が悪くなることによって体内に蓄積され、体を硬くする元になります。

 

特に短期的に起こった筋肉痛などの腰痛は適度なストレッチを行うことで、次第に痛みは和らいでいきます。
Youtubeなどの動画サイトでも「腰痛 ストレッチ」と検索すると、膨大な数の動画が出てきます。
それだけ、ストレッチの重要性を認識している人は、腰痛患者ならずとも多いわけですね。

 

慢性腰痛に腰のストレッチは逆効果

筋肉が硬くなる原因は3つあるとお話しました。
筋肉の使いすぎによる腰痛の場合は、ストレッチで改善されるのですが、長年使わなくなったことで、硬くなってしまった腰痛の場合、ストレッチは効果がありません。

 

効果がないどころか、逆効果になってしまう場合もあります。

 

使わないことから痛くなってしまった腰痛の場合、以下のことはやってはいけません。
筋肉を揉む、叩く、強く押す、強く伸ばす

 

それぞれに、やってはいけない理由はあります。
まず、揉むともみ返しが起こります。もみ返しは痛みを伴い、さらに硬くさせる原因にもなります。
そして叩く、押すというのも同じく、さらに筋肉の緊張状態を悪化させかねません。

 

少し話はそれますが、「肩こり」も筋肉の緊張によるものです。肩を叩いたり揉んだりすると、その時は軽くなったような気分がしますが、肩たたきで肩こりが完治したという話は聞いたことがないですね。
適度に押す分には、気持ちがいいですが、押しすぎると緊張をもたらし硬くなります。

 

最後にストレッチのように伸ばすこともNGです。
動かさなくなったことで硬くなった筋肉は柔軟性を失っています。
そのため、ストレッチで無理に伸ばすと、筋肉の繊維が切れてしまうことがあります。
古くて固くなったゴムが切れるようなイメージですね。

 

腰の周辺の筋肉を柔らかくさせることが重要

ストレッチそのものが効果がないというわけではなく、腰の筋肉にダイレクトに影響を与えるストレッチは危険だということです。
腰に柔軟性を取り戻すためには、まずは腰の周辺から柔らかくする必要があります。

 

腰の筋肉を柔らかくする、イコール腰のストレッチだ、と強く腰を伸ばすのはやめましょう。