美しい姿勢で腰痛になる?

キレイな姿勢というと、どのような姿勢を思い浮かべますか?
胸を張って、背筋をピンと伸ばした姿勢を想像される人がほとんどではないでしょうか。

 

こうした姿勢を取るため、保つために、さまざまなアイテムが販売されています。

 

例えば、姿勢矯正のためのバンドや、背中をまっすぐにさせるための下着。
そして、背筋を伸ばして歩くようにさせるための、子ども用のランドセルまで販売されています。

 

こうしたアイテムは昔から多く販売され、大きな人気を獲得しています。
これらは実際には腰痛を悪化させる存在でしかないのです。

 

一般的にキレイな姿勢と言われている姿勢は、見た目が美しく見える姿勢です。
実際に、胸を張って、背筋をピンと伸ばして颯爽を歩いている人を見ると、「カッコイイなぁ」と誰もが思うでしょう。
これがその人にとって自然な姿勢であり、緊張していない状態であれば問題ありません。

 

しかし、これがその人にとって自然な姿勢ではなく、矯正グッズに頼っていたり、無理に背筋を伸ばして歩いている状態であれば、それは腰痛の原因になり得ます。

 

姿勢矯正グッズで腰痛が悪化することも
まず、姿勢矯正グッズを利用している場合、背筋をピンと張ったままの姿勢しか取れなくなってしまいます。
そのせいで筋肉が緊張してしまい、強張って、腰痛に発展するのです。

 

故意に自分の力でピンと背筋を伸ばしている場合でも同様です。
筋肉を緊張させている状態を長い時間続けていることが、腰痛に繋がることとなるのです。

 

そのため、最近では子どもでも腰痛を訴える子がいます。
そんな時は「子どもが何を言っているんだ」という態度を取らずに、子どもが生活している上で使っているアイテムや、生活環境を見直してみてあげてください。

 

それでは、一体どのような姿勢を取れば腰痛にならないのでしょうか?
腰痛にならないための正しい姿勢は、「ヨガ」や「ピラティス」で基本姿勢とされている物なのです。

 

背筋を意識するのではなく、頭のつむじから糸が生えて、その糸が真上に引っ張り上げられている状態をイメージして姿勢を取ってみてください。
その姿勢が、腰痛にならない「正しい姿勢」です。

 

こうしたイメージを持ちながら姿勢を取ることで、上半身の骨が自然と下から順番に積み上げられているような状態になります。
この状態が、最も骨に負担をかけない姿勢なのです。

 

なので、つむじが引っ張り上げられていることをイメージすると共に、背骨を下から順に積み上げていくイメージをすると良いでしょう。
実際にやってみると、まっすぐとしているのにとてもゆったりとしていて、「骨に負担のない姿勢」を実感することができるでしょう。